陶器市 五日目を終えて 若者たち.....

「そうなんですか」
「へぇ~」

5月3日の春の陶器市。今日は偶然だろうか、たくさんの若いお客人達と話をした。

この頃の陶器市は世代交代もあっての事なのか、若い方たちが大勢益子を訪れる。

又先週の土曜日の夜、某民放TV局にて益子の事を放映したことも一役買っている

せいかもしれないが。

女性二人のお客さんは、ひとつ作品を見ながら何かヒソヒソと囁きあっている。

どうも作品の色合いについての疑問点らしい。

それわね、という始まりから疑問について紐解いてあげると「有難うございました」と

いう答えが返ってきた。若いから陶器(やきもの)に関して知識が乏しいのは極く
 
自然なことだ。

他の店舗ではどうしているか皆目見当もつかないが、このような場面は最近の

陶器市では少なくない。

やきものに関して疑問があればそれに答えてあげる。それが大きなお世話や余計な

お節介になってはいけないが、「その間合い」は大事にしたいと思っている。

面白い事にタイミングよくこちらがツッコミを入れるとそれに答えてくれるのは

若者である。

年を重ねるごとに人間はある面意固地になるようだ。柔らかな頭脳を大切にしたい

ものだ。


秋田から来られたカップル、助言ありがとう。文化は地道な積み重ねですね。

滋賀から訪れた若夫婦、「御本手」 わかりました?また来てね。

横浜から車できたスポーツマン、「作家さんと話がしたい」と。ちょっとビックリしたけど、益子のいろんな作り手と話はできたかな?「やきものに興味がわいてきたので、今度は他の地の陶芸作家を訪ねます」
 あなたのような若人がこれからもたくさん益子を訪れてくれますように.....。
 どうも有難う。

「朝はやーく来てグルっと一回りしてきたけど、此処が一番良かった!」
嘘でもうれしいよホント、涙出るね、ありがとう。

「やきものって仕上がるまで時間かかるんすね、知らなかった」
そう、もっとこちらサイドから発信すべきだったね、申し訳ない。ありがとう。

たくさんの方々とお話ができた今日一日、貴重な一日でもありました。

みなさん今後ともどうぞよろしく! 不明な点あらばどんどん又質問して下さい。

いつか又お会いしましょう。

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