"HARU"へ

10月6日金曜日午後6時30分。

第3回”手びねり会”懇親会始まる。

今回は東京文京区湯島にある”クチーナイタリアーナHARU”を貸し切りで。

この時期のこの時間だともう外は暗い。その上雨が降っている。

傘をさしながら手荷物をなるべく濡らさぬ様に初めての道を歩く。

湯島天神裏の道を入り込んで行くとその店はある。

傘をたたみ店内へ入ると、既に数名のメンバーが来ている。挨拶を交わし厨房内にいる
シェフの山田さんに挨拶する。フェイスブック(FB)では最近繋がったので活字での
やり取りは既にしている。
 がっしりとした体格で目元はどこまでも優しく、口を真一文字に閉じサカナをさばいているところだ。今はもう亡き俳優リノ・ヴァンチュラ(イタリア出身でフランス映画界で活躍した。風貌から刑事、ギャング役が多かった。)を思い出す。
 店内は柔らかい照明で静かな佇まいだ。
山田シェフとは畑は違えども同じ モノを作り出す世界 に身を置く者として、活字だけでの交流にせよ、「何か」を私は感じていたので、シェフには不躾ではあったが、
手づくりの板皿とバイキング絵の馬上杯をプレゼントした。この大きさの板皿は中々
普通の家庭ではそうそう使い切れぬので、何かの折にはどんどん利用して欲しい。
 料理は前菜に始まって、次々と美味い魚、パスタ、肉とすすむ。化学調味料を使わないとうたっているせいもあり、味がまろやかで口に心地良い。ワインを飲みながら会員との話も弾む。
今回は総勢16名、だったかな、お店貸し切りで時間いっぱい楽しんだ。普段益子での生活では「外食」など無いので、個人的には楽しいひと時を過ごせた。近ければしょっちゅう
来るのだが.....。
 手びねり会も丸3年過ぎた。各会員もそれぞれ腕を上げ、作品の良い状態の物が増えている。これからも楽しんでもらいたい。


午後10時。外はまだ雨が降り続いている。楽しき宴はおひらきとなる。
明日も私用があるので、今回は二次会無し、残念! 11時台の列車に飛び乗り一路我家へ。帰宅午前2時だった。

上写真は翌夜のHARUでの「HARUきのこづくし祭り」で私の角皿がデビューした。
ようやくこの器も陽の目をみた。山田シェフどうも有り難う。




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